社会に組み込まれなきゃいけない歳になって、
あたしはその中でも日本でいちばんセカセカしているであろう場所にいて毎日過ごして。
好きで選んだはずなのに
オトナになりきれないってか、モヤモヤしたまんまで。
すごいスピードで1年が過ぎていく。
それでも生きていくのはタダではなく。
自分のために、家族のために。
こうしなきゃ生きていけないのは頭がちゃんとわかっているのに
世の中の矛盾とか不条理に心がついていかない。
そのギャップがつらい。
あたしはどこか流れの逆をいってる。
大抵の人が同じ方向に流れていくのに。
歳をとればとるほどそれが顕著になる。
味方がずっとほしいって思ってた。
変われるなら変わってる。
そっちの方が楽だなんて、とっくの昔に気付いてるし、わかってるから。
でも心がついてかない。どうやっても。
そんなモラトリアムチックな
どこの若者でも吐くようなありふれた戯言。
もうこんな歳だってのに、あたしは何にも変わってない。
ネガな言葉は隠すもの。
ひとりで抱え込むもの。
そうじゃなきゃ潰してしまう。
どっか逃げてえ。
チャリで?原付で?どっちもないなー・・・
せめて単車の免許でも取ろうかしら、なんて(いうだけ)
どこか、どこかに行きたい、すごく遠くに。