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m.o.v.e The Last Show ~Champagne Fight~ <前編>
2013年 03月 16日
「解散」
12/8にそれを目にしたものの、ずっと実感がなかった。 信じられなかった。 現実から目を背けていたんだろう。 その後のイベントは怖くて行けなかった。 オートサロンはかろうじて行ったものの、歌を聴くのが精一杯で、サイン会はパスした。 ユリを目の前にして、自分がどうなるかわからなかったからだ。 それから、更に実感のない日々は続き、3/3のワンダーグーでのイベント。 ようやくここで気付くことになる。 「ああ、終わるんだ」 もう最後だから全てぶっちゃけて書くと、わたしはユリと話すのがずっと怖かった。 なぜだかここ数年、上手く会話できないでいた。 それが何のせいかはわからない。 比べるものでもないけど、明らかに昔のそれと違っていた。 twitterではそうでもないのに。。。 勝手に何かを期待し、勝手に失望する。 何なんだろうね?ファンって。 自分で自分を笑うことが多々あった。 計3回のLIVEとサイン会。 上手くできない会話。 いや、ここ最近だとこれが普通だった。 3回目のサイン会。 耐えられずに 「ユリには言いたいことがたくさんある。でも言わない・・・」って、言葉が口をついた。 言えなかった。 「ありがとう」とか「さよなら」とか色んな想いが。。。 そんな中、モっさんが、 「あー、ナオちゃんが最後か・・・」と感慨深そうに言ってくれた。 我慢していた何かがそこで溢れてしまった。 止まらない涙を抑えながら、 「ほんとは悲しいけど、ふたりの選んだ道を応援します・・・」 それだけ言って、わたしは去った。 それから、「解散」という実感が、わたしを襲った。 何も手につかない、何も考えられない。 ただ、走馬灯が廻り、涙が流れる。 こみ上げてくる胸の苦しさを何度も飲み込んだ。 周りから見たら、到底理解し難いような気持ちを抱えて、考えた。 最後に何を残せるか、何ができるか。 それで作ったのが、15年分のディスコグラフィーと写真を集めたアルバム。 月日が経っても、それを見ただけで、 その時のキラキラとした大切な思い出が三人の脳裏に蘇るように。 そこに仲間のファンみんなの写真とメッセージを添えた。 実態がわかった方が、よりリアルでしょ?だから。 ちゃんと届いたかな? LIVE当日まで準備でバタバタしていた。 けれど、ユリに最後の手紙を書いた。 ありったけの、「ありがとう」という、今までの気持ちを込めて。 当日、いつもより早く赤坂へ向かった。 数年ぶりに、入り待ちをするためだ。 昔は何時間も待ったなあ、なんて懐かしく思いつつ、 ひとりでふたりを待った。 雲ひとつない、暖かな春の日だった。 しばらくすると今じゃ見慣れない移動車が止まり、ふたりが現れた。 モっさんは近寄ってきてくれて、 「いやー、どの役者さんの入り待ちかと思ったよー」っていつもの調子で返してくれた。 ユリは離れた場所にいた。 声を掛けようか一瞬迷った。 でも、掛けなかったら一生後悔すると思って 「ユリ、楽しんでね!」 と叫んだ。 彼女はマスクをしていてあまり表情がわからなかったけど、 微笑んでくれたように見えた。 その瞬間、一瞬にして色んな昔のことがフラッシュバックし、 心が震えて、涙が出た。 ああ、わたしは本当にずっとmoveが好きだったんだ、って。
by naomin017
| 2013-03-16 20:15
| move
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